<< イラスト用語集 目次へ

4. デッサン用語

デッサン

対象物の形状や明暗を平面に描写する技法、およびその作品を指す。前者の場合、基礎的な画力を養うための練習方法のひとつである。物体の形やバランスに違和感がある際に「デッサンが狂っている」と表現されることもある。後者の場合、鉛筆や黒の濃淡のみを使って表現する絵を指すことが多い。
【参考記事】十字線をざっくり引いちゃダメ? 顔の描き方講座 - デッサン編 -

アタリ

絵を描き始める前の大まかな位置・構図決めの目安。十字線や円、線を描きながら構図を決めることを「アタリを取る」と言う。

アングル

対象物をどの方向から見るかを意味する。代表的なアングルは以下の2つ 煽り(あおり)、仰観:対象物を下から見上げる 俯瞰(ふかん):対象物を上から見下げる
【参考記事】恋愛の「ドキッ」と感も出せる!? キャラクターが生きる構図の作り方

光源

光を出す元。イラストでは、照明や太陽を指す。太陽光は自然光とも呼ばれる。
【参考記事】基礎力UP!立体感を表現する際に必要な2種類の光を覚えよう

直接光

光源から直接届く光。 遮るもの無く光が当たるので反射光より明るくなる。

反射光

地面などから、物体にむかって照り返される光。 光が反射すると光が分散するため、直接光に比べてて弱く暗めになる。

映り込み

周りの物体や光が、鏡面や金属など滑らかな器物に反射して映っている様子を指す。
【参考記事】現役イラストレーター直伝! 宝石(球体)っぽく見える塗り方

コントラスト

明るい部分と暗い部分の落差を指す。落差の大きさは強弱で表される。ツールの色調補正で調整できる。
【参考記事】作品の雰囲気を大幅UP! 光とぼかし効果のかけ方講座

ハイライト

光が当たって最も明度が強くなる部分。稜線。
【参考記事】潤んだ瞳は「光の反射」がポイント! 目の塗り方 基礎編

シャドウ

光が当たらず、もっとも明度が弱くなる部分。影。陰。
【参考記事】シャドウは肌色じゃダメ!? DeNA『ハッカドール』流 画面映えする「夏イラスト」の極意

パース

パースペクティブの略称。遠近法。遠近感に違和感がある場合、「パースが狂ってる」と使われる。
【参考記事】難度が高いパースを攻略! パース定規を使った背景の描き方講座

<< イラスト用語集 目次へ