今回はイラストレーターのderoriさんに、魅力的なおっぱいの塗り方をご紹介いただきます。
女性のセクシーさをアピールするのに活躍する胸。
水着は勿論、下着姿などアピール場面は様々!
是非、参考にしてみてくださいね。
胸の塗り方
こんにちは。deroriと申します。
それでは、胸の塗り方について
1.胸の形状把握
2.胸の塗り方
の流れでご紹介します
胸の形状を考えよう
胸の塗りを紹介するにあたって、最初に「胸の形」を考えてみましょう。
胸は「人体にくっついたアーモンドナッツふたつ」と捉えると、形のイメージが湧きやすいのではないでしょうか。
女性の胸は、球がただくっついていると捉えがちですが実は球の形をした脂肪が垂れ下がっている形状をしています。
その垂れ下がった形に近いのが先ほど言った、アーモンドナッツの形なのです。
これを踏まえて私流の胸の塗り方を伝授します。
胸の塗り方
今回ご紹介する塗り方で使用するソフトはペイントツールSAIです。
ブラシはデフォルトの筆ブラシ・エアブラシ、選択ペンを使用します。
レイヤー構成は下から、
1.下塗りレイヤー
2.影レイヤー
3.ハイライトレイヤー
の順で塗っていきます。
1.光源を決めよう
はじめに光源を決めましょう。
今回の光源は左上斜めに設定しました。
地肌の下塗りを元に、谷間部分から影をつけていきます。
2.乳房と体の接着面に影を落す
まずは骨下のアーモンドナッツの接着面を選択ブラシで範囲取りします。
そして、エアブラシでほんのり影を入れました。
接着面を描写することで立体感が生まれ、胸のボリューム感がアップし、セクシーさが増します。
さらに、選択ペンで乳房を範囲取り、球体を意識しながらエアブラシで影を入れることで、人肌特有の柔らかそうな胸が表現できます。
3.ハイライトを入れて、より立体的に
SAIの発光レイヤーを使ってハイライトを塗ります。
ポイントは透明度を少し下げることです。
そうすることでテカり過ぎによる違和感を防ぐことが出来ます。
「2.乳房の接着面に影を落す」と同様に鎖骨下部分を選択ペンで範囲を取りましょう。
左上斜めが光源となるので左の鎖骨下あたりがハイライトとなります。
そこに明るい黄色をエアブラシでふわっとのせましょう。
この鎖骨下部分にもハイライトを入れることにより肌の麗しさが表現できます。
右側の乳房の上部分にも、ふんわりと水彩筆などでハイライトをのせるとまた立体感が出ます。
水着の塗り方
1.球体を意識しよう
水着部位は、胸の塗り方と同じで球体の塗り方とあまり変わりません。
光には反射光(何かに跳ね返って照らさせる光)というものが存在します。
これを水着の描写に取り入れて、立体感を出していきます。
再び選択ペンで水着を範囲取り、エアブラシで光源を意識しながら影を追加します。
光源が左上斜めなので、右下部分を中心に影を柔らかくつけます。
2.地肌となじませ、柔らかさを出そう
乳房の下部分にエアブラシでふんわりと肌色の反射光をのせました。
肌色やオレンジなど温かみを感じる色を水着にのせることで地肌の色になじませ、柔らかさを出します。
以上の流れで、色の調節やハイライトの追加を行い胸の塗りは終了です。
胸は女性の体を代表する部位です。
谷間などはもちろんのこと、脇の筋肉や肩の筋肉、腹部や鎖骨部位など
乳房以外の部分に注目してみると、より一層艶やかな胸が描けるでしょう。
まとめ
イラストとは言えども、胸のリアリティは追求したいところ。
せっかくならやわらかそうな胸を描いてあげたいですよね!
この特殊な球体の塗り方をしっかりマスターできれば、自然と画力もアップするはず!?
ぜひ参考にしてみてくださいね。
[著・画:derori(でろり)]
pixiv http://www.pixiv.net/member.php?id=14941829
駆け出しのイラストレーター。
人体のすべてに魅力を感じるような
イラストを追及してます。