筋肉クロッキー会開催!MUGENUPイベントレポート

筋肉クロッキー会開催!MUGENUPイベントレポート

絵が上手になるために、皆さんは日ごろどんな練習をしていますか? 模写やデッサンなどと並び、クロッキーも重要な練習のひとつです。

 

そこで「いちあっぷ」を運営しているMUGENUPでは社員のクリエイターのスキルアップのため、モデルをオフィスにお呼びし、社内でクロッキー会を開催しました。今回はMUGENUPの活動記録としてイベントレポートをお届けします

 

▼目次

クロッキーとは?

 クロッキー会のテーマは「筋肉」

「筋肉クロッキー会」レポート

在宅勤務者もクロッキー会に参加

 在宅勤務者からのクロッキー会の感想・反省点

 

クロッキーとは?    

イラストレーターにとって、スキルアップは永遠の課題。

 

「絵がうまくなりたい」「もっと魅力的な絵を描きたい」、そういう気持ちはみんな同じです。年齢も性別も変わりなく、ましてや絵でお仕事をしているプロやプロを目指す方々であれば、その願いは強いと思います。

 

そこでイラストや3DCG、映像などを制作しているMUGENUPでは、クリエイターのスキルアップを目的に社内勉強会としてクロッキー会を開催しました。

 

クロッキーとは、対象物の特徴をすばやくつかみ、それを短時間で写生するトレーニングです。画力の基礎力アップに効果的な重要な練習法であり、観察力や描画力を学ぶことができます。

クロッキー会のテーマは「筋肉」 

MUGENUPがクロッキー会のテーマとして選んだのは「筋肉」

 

人体の基本である筋肉を学ぶことは、人物を描くときに幅広く応用できます。しかも筋肉は、伸び縮みするだけではなく、捻りや捩り、さらに力が入った時と脱力しているときで堅さが変わるなど、動きやポーズによって様々に変化します。デッサン人形やポーズ集の写真だけでは、なかなかつかみきれません。

 

そこで「実際にマッチョなモデルをクロッキーして勉強してみよう」ということで、MUGENUPのオフィスにマッチョモデルにお越しいただきました。お越しいただいたのは、筋肉紳士集団ALLOUTより、俳優で“マッチョモデル”としても活躍、今年の「ニコニコ超会議」では超マッスルタクシーにも参加した一戸曹佑さんです。

一戸曹佑

「筋肉クロッキー会」レポート

「筋肉クロッキー会」の当日。一戸さんにはMUGENUPオフィス中央の芝生エリアで、様々なポーズを取っていただきました。

ポーズ

例えば、いかにもマッチョな立ちポーズ。上腕二頭筋から三角筋、そして大胸筋へと、筋肉の流れがくっきり浮き上がっています。また、広背筋から腹筋につながる前鋸筋もはっきり見えています。実はこの前鋸筋、ポーズ集などを見てもなかなか参考となる写真が見つからないので、この日のクロッキー会では注目されていた筋肉のひとつでした。

 
ポーズ

ポーズ

▲そこから、こんな風にポーズの角度をかえてもらったり、背中を見せてもらったりしました。

 
ポーズ

ポーズ

▲寝そべってもらったり、足を投げ出した座りのポーズをとってもらったり。様々なポーズをとっていただき、それを皆でクロッキーしてみました。

 

ポーズの合間の休憩時間では、一戸さんより色々な筋肉トークをしていただきました。例えば、胸の筋肉はどのように分かれているのかだとか、それぞれのポーズで実際にはどこに力が入っているのかなどです。

 

また、腕に力を入れている時とそうでない時でどう違うのかや、重いものを持ち上げるときの背中の筋肉の力の入り方なども実際に見せていただきました。さらには肩や背中の筋肉の実際に触らせていただくなど、参加したメンバーには大変多くの学びがあったようです。

在宅勤務者もクロッキー会に参加

ところでモデルの一戸さんの背後に、黄色いポスターが写っているのがお分かりになりますでしょうか。これは総務省や経産省が主催したテレワーク普及を目指したイベント「テレワーク・デイズ」のポスターです。

 

全従業員の約4割弱がフルタイムの在宅勤務で働いているMUGENUPも、もちろん「テレワーク・デイズ」に参加。今回は地方で在宅勤務をしているメンバーに対し、筋肉クロッキー会の様子をインターネットで映像配信し、自宅からでも参加できるようにチャレンジしてみました。

在宅勤務者からのクロッキー会の感想・反省点

クロッキー会に参加したメンバーからは、色々なコメントが寄せられました。

「普段書いているポーズなどを思い出し、実際の筋肉と見比べることができたのは貴重でした。」

「動きによって、筋肉の状態が変わるのが勉強になりました」

「胸や肩の筋肉が鍛えられると、鎖骨が目立たなくなるのは発見でした」

「筋肉の名前や部位は勉強していたのですが、ポーズによってどう動くのかについては初めて見ることができました」

「モデルさんへの質問や触らせていただいて、知識やイメージが不明瞭だった部分が解消されました」

一方で反省すべき点もいくつかありました。

 

もっとも大きな反省点としては、ポーズごとの時間です。今回は1つのポーズにつき約5分としました。シルエットをとらえるクロッキーであればその時間で良かったのですが、今回のテーマは「筋肉」。筋肉や骨格の構造や流れを描こうと思うと、5分では物足りないという声が多く上がりました。

 

また、インターネットによる映像配信で参加した在宅勤務のメンバーからは、見たいアングルを見れないのがもどかしいといった声もいただいています。

 

しかし大都市圏を離れて地方に在住の場合、クロッキー会やデッサン会の機会はそう多くありません。同じ県の中であっても、移動するのに車で〇時間ということも珍しくはなく、時間や距離の問題があります。そういう在宅勤務のメンバーからは、やはりこういう取り組み自体が面白いし、うれしいといった感想でした。

 

MUGENUPはイラストや3DCGなど、クリエイティブを常に制作している会社です。そして100人弱のメンバーがフルタイムの在宅勤務で働いています。「創ることで生きる人を増やす」を経営ビジョンに掲げるMUGENUPは、オフィス勤務のメンバーはもちろん、地方在住の在宅勤務のメンバーにむけても、テレワークを通してスキルアップのチャンスをつくってまいります。

 

▼MUGENUP

https://mugenup.com/