今回はプロのイラストレーターである白妙ぬん先生の動画、『【解説付き】簡単!ツヤの出る髪の塗り方メイキング!┊︎厚塗り風 - shirotae nun』を元に、ツヤの出る髪の書き方を解説します。
「髪の描き方が分からない」「どうしてものっぺりとした印象になってしまう」というような悩みのある方は、ぜひ参考にしてみてください。
▼目次
ベースを塗る

今回使用するソフトはCLIP STUDIO PAINT、機材はiPad Air 4です。
まずは、髪の部分をベースとなる色でベタ塗りします。
薄い影を塗る

次に、ベースの色より少し濃い色を選択し、線画に合わせて影を塗ります。
この際に彩度の低すぎない色を選ぶと、髪の塗りに透明感が出ます。

帽子などで影になる部分も、同様に色を落としておきます。
大まかに光を塗る

次に、光が当たっているところ全体に明るい色を乗せます。
光を削る

光が塗れたら、凹凸で影になっているところを少し削ります。
薄い影を塗った色を選び、髪の流れや重なりに合わせて、暗くならないように程よく影を加えましょう。
2影を塗る

次に、最初の影より一段階暗い色で、髪のツヤを描くように2つ目の影を塗っていきます。
影の色を二段階に分けることで、髪の塗りにメリハリが生まれます。

先ほどと同じく、髪の流れに沿って更に影を追加していきます。
最初の影と完全には被らせず、二段階の影の差で立体感を作ることを心掛けて塗りましょう。
ツヤを描く

次に、ベースの色や影の色に明るい色を乗せて、髪のツヤを描いていきます。この時に使用する色は完全な白ではなく、ベースとなる色の明度を少しだけ上げた色にすることで、光が浮かずに髪に馴染みます。
肌の色を乗せる

ツヤが塗れたら、今度は頬などの肌の色をスポイトで取り、薄くランダムで髪の上に乗せていきます。
やりすぎないように気を付けつつ、髪と肌の印象が近付くように乗せると良いでしょう。
下側にもツヤを描く

次に、髪のツヤを前髪の下の方に細かく描き込んでいきます。暗い部分にはツヤの色を、明るい部分には二段階の影の色を加え、情報量を増やして立体感を出すように意識しましょう。
線画を上から消すように色を置く

次に、線画の上に新規のレイヤーを作り、線画を上から消すように色を置いていきます。線画をツヤや影と入れ替えるような意識で塗りつぶすと、立体感が生まれます。
また、髪が眉や瞳に被っている部分なども、隠れ切らない程度に色を置きましょう。

特に光が当たっているところは、線画が完全に見えなくなるまでツヤの色を重ねます、境界線がボヤけたところには影を入れて補いましょう。
加算・発光などのレイヤーは使い過ぎるとギラギラしてしまうため、今回の解説では使用していません。
おくれ毛を描く

次に、おくれ毛(短い髪束)を描いていきます。
ツヤの色で描いた流れの上に影の色を乗せたり、髪の流れに跨るようにツヤ色を入れたりして、おくれ毛を描き加えましょう。おくれ毛を上から描いていくことで、髪に柔らかさや軽さの印象を与えることができます。
墨溜まりを作る

次に、髪と髪が重なっているところなどに墨溜まり(墨色が太く溜まる部分)を作ります。先ほど描き加えたおくれ毛の落とす影なども描き加えましょう。
髪飾りを塗る

合わせて、髪飾りなども塗っておきます。髪や肌と光源の位置が同じになるように気を付けてください。
最終調整

最終調整として、ツヤ色や影色を整えたり、おくれ毛を少し追加すれば、これで髪の塗りは完成です。

余力がある方は、エフェクトを追加すると髪のツヤがより一層際立ちます。
あとがき
今回はツヤの出る髪の塗り方について解説しました。
厚塗り風で髪のツヤの出し方を身につけたい方は、ぜひこの解説を参考に描いてみてください。
さらに詳しく学びたい方は解説動画をチェック!
こちらの動画では、実際のメイキング過程を確認することができます。
より理解を深めたい方は、ぜひ動画もご覧ください。
記事元の作者:白妙ぬん
「儚くて優しい、キラキラした」イラストが特徴。透明感のある世界観で、MVイラスト、CDジャケット、グッズイラストなどを制作するイラストレーター。
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