プロの現場で生まれた『イラストの描き方講座』

輪切りにするとよく分かる!人物のアタリの取り方のコツ

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輪切りにするとよく分かる!人物のアタリの取り方のコツ

キャラクターのカッコイイポーズ案は浮かぶのに、いざアタリを取ってみると上手く描けなくて諦めてしまう、なんて経験はありませんか?

 

今回は「人物のアタリをとる際のちょっとしたコツ」をご紹介します。基礎さえマスターすれば、あんなポーズもこんなポーズも思いのままに描くことができます。

人物のポージング

同じようなポーズしか描けない方は要チェックです。

 

複雑なポーズになった時にアタリを上手く取れない原因

頭の中にはしっかりとイメージがあっても、いざ描き始めてみると違和感に直面する方も多いと思います。

なぜ人物が描けないわけでもなく、棒立ちのイラストならそれなりに描けるのに、少し凝ったアングルやポーズにしようすると途端に描けなくなるのでしょうか?

 

その原因の多くは、体で隠れている"正面から見えない部分"が頭の中で見えていない、という理由が考えられます。

違和感のあるアタリ

例えばこのポーズ。比較的簡単なポーズには見えますがどこか違和感を覚えますよね。

では具体的にイラストに説得力を持たせ、違和感を取っ払うにはどうすればいいのでしょう。

「正面から見えない部分」も描写する

なんとなく違和感があるけれど具体的にどこを直せば自然になるのか分からないときは、アタリの段階で、画面上では隠れている裏側までしっかりと描画してみましょう。

アタリを直す

このように見えない部分を想像で描くのではなく、隠れている裏側までしっかり意識して描くことが重要です。

 

この講座で述べる「正面から見えない部分」というのは胴体で隠れている腕や脚だけを指すわけではありません。胴回りの奥行きや関節の付け根なども「正面から見えない部分」のひとつです。

輪切りにして断面で捉えよう

「正面から見えない部分」を捉えるには物体の断面をアタリとして取ると掴みやすいです。

輪切りで考えよう

断面の捉え方は立方体や球体と同じです。人体を長い筒状なものとして考えてください。

そして筒状の断面を捉えると平面感がなくなり、中が透明なマネキンのように見えてきませんか。

 

あくまで人体は立体であることを意識して、目に見えない部分もしっかりと認識する力が必要です。その為には、日頃から構造の複雑な部分には断面を描き込んでみましょう。

実際にアタリを取ってみる

それでは実際にアタリを取っていきましょう。

 

アタリを取る際は関節毎にパーツを分け、複数のパーツが重なっていることを認識しましょう。

手の描き方

前に突き出した手などを描く際に「肩から手が生えている」なんて言われないためにもしっかりと”見えない部分”を描画するという重要さがわかりましたでしょうか。

 

たったそれだけで描いた人体に説得力が現れ、描けるポーズや構図が増えて視野がとても広がります!

パースも攻略できる

 

いかがでしたか?

断面や見えない部分を描画してみるシンプルな内容でしたが、実際に試してみると描きやすさが格段に違ってきます。

 

「頭では分かっているはずのことを実際に形にしてみる」ということが説得力のあるイラストを描く近道なのかもしれませんね。

 

その為のアタリでもあるので、是非イラストを描く際に騙されたと思って一度試してみてはいかがでしょうか。

 

 

[著・画:漆原六花(うるしばらりっか)]

pixiv http://www.pixiv.net/member.php?id=12221016

Twitter https://twitter.com/Ul_rica

2015年1月からフリーランスで活動を始めた駆け出しイラストレーター。

どこまで行ってもゴールなんて無いお絵描きというジャンルにやり甲斐を感じています。


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