背景イラストを描こう! 水際の描き方

背景イラストを描こう! 水際の描き方

今回は水際の描き方。背景イラストレーターでお馴染みの有馬憲吾さんがご紹介してくれます。

 

これまでに、ご紹介してきた水シリーズの最後となります。まだ読んでない方はこちらをどうぞ。

記事の最後には動画解説もあるのでご覧ください。

 

水際の描き方

水際の描き方

こちらのイラストを元に水際を描いていきます。

水際の描き方

元イラストの上に新規レイヤーを作成して、水のベースを描きます。

水際の描き方

水を描いたレイヤーをスクリーンに変更します。すると、一気に透明感を持った水になります。不透明度で調整しても良いでしょう。

水際の描き方

透明感が強いので、もう少し水らしく演出していきます。水は底に近づくに従って見えにくくなるので、濃い色で加筆してにごりを表現しました。

水際の描き方

大雑把に濁してあげたら、波の影を入れ、さらに薄めの影を入れてあげます。

水際の描き方

続いて、ハイライトを入れます。ハイライトは波と、波に接する物体のキワ部分に入れてあげましょう。

水際の描き方

波は岩角や隙間にぶつかると、砕けるのでハイライトの描き込みも多めに入れます。

水際の描き方

ハイライトだけだと寂しいので、石の下の部分に影を入れて透明感を上げます。影はハイライトの下に入れると、覚えておきましょう。

水際の描き方

最後に、建物の色が水に写っている描写にするとリアルな表現につながっていきます。

詳しく学びたい方は動画をチェック

ブラシのタッチや、さらに細かい解説は動画をチェック!

有馬憲吾のプロフィール

印刷会社を退職後、友人とデザイン会社を設立。現在イラストレーターとして活躍中。

モットー『なんでも楽しくやる』

座右の銘『面白き事も無き世を面白く』

イラスト、デザインのお仕事は随時受付中です。

 

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