面が見えると自信を持って描ける! 顔の描き方講座 

面が見えると自信を持って描ける! 顔の描き方講座 

はじめまして!イラスト講師の桜井です。

 

僕は顔を描くことが大好きです。あなたも顔が描けるようになると、きっとお絵描きが楽しくなると思います!今回は自信を持って、顔のいろいろな線が描けるようになる「お絵描きのコツ」について紹介します。

 

▼目次

STEP1.なぜ顔を描く線は難しいのか?

STEP2.顔を描く準備をしよう!

STEP3.目を描くコツ

STEP4.顔の輪郭線を整えるコツ

 輪郭が外に広がりすぎた場合の調整方法

 輪郭が内側に入りすぎた場合の調整方法

 耳や首の位置の決め方

STEP5.髪の描き方

まとめ

 

 

STEP1.なぜ顔を描く線は難しいのか?

目を描く線、髪を描く線、輪郭線、顔を描く線は本当に難しいですよね……。それは「それぞれの線が1本の細い線でできている」からです。

顔の描き方

1本の線を失敗せずに描くのはとても難しいです。始点から終点に向かう1本の線は様々な表情を見せ、あなたを惑わせます。これだ!という1本の線に確定させる事がむずかしい、だから顔を描く線は難しいのです。

STEP2.顔を描く準備をしよう!

まずはアタリを取ります。アタリの取り方については多くの技法書で何度も目にされたかと思いますが、僕の描き方ではちょっとしたテクニックがあります。

顔の描き方

それは「1本の線で描こうとしない」ことです。アタリの形が整ってくるまで、円ならぐるぐると、十字なら何回も線を重ねて描いてみましょう。線を重ねることで形が取りやすくなります。

顔の描き方

アタリの形が整ったら、丸の半分の位置に横線、その半分に横線、さらに半分の位置に横線を描いて、目・鼻・口のアタリを描き入れます。ここまではどの教本にも描いてありますよね。

 

問題はこの先、どうやって目を描き、顔の輪郭を描いてくのか?それは絵を描くあなたが好きなように、感性に従って描く部分です。だから教本に、この部分は詳しくは描かれていません。ここで多くの人がつまずきます。でも、安心して下さい。この先の描き方もしっかり解説します。

STEP3.目を描くコツ

みなさんは目をどのように描いていますか?線を繋いで描いていますか? 今回はその方法を一旦横に置いて下さい。

 
顔の描き方

▲そのまま1本線は形がとりづらい……。

 

細い1本の線は安定感がないことを、STEP1で紹介しました。目も同様です。「1本の線で頑張って描こうとすると難しい」ので、1本の線で描かずに以下のような方法を参考にしてみてください。

顔の描き方

顔の描き方

顔の描き方

顔の描き方

どうですか? 今まで苦労して描いていた、上まぶたや下まぶたの形が、自信を持ってあっさり描けたのではないでしょうか? 

 

このように「まず形を見えるように塗ってあげる」と、線を描くべき位置はハッキリと見えてくるのです。続いて黒目も描いてみましょう。

顔の描き方

顔の描き方

何回も何回も線を描きなおして形を整えていた黒目も、塗ってあげるところから始めると、形が取りやすいということに気づいたと思います。

顔の描き方

最後に眉毛を描き加えて、表情を豊かにしてあげましょう。

STEP4.顔の輪郭線を整えるコツ

顔の描き方

▲バランスの崩れに気づけるかどうか?が、輪郭線を整えるコツ!

 

目が描けたら、次は輪郭線です。これも同様の方法で描けます。まずは外側になる部分をざっくりと黒く塗ってあげましょう。ぐりぐりと塗っていくと、顔の内側が白く、外側は黒くなっていき、その境界がくっきりとあなたの目の前に現れます。

 

それでは輪郭線の調整方法を見ていきましょう。

輪郭が外に広がりすぎた場合の調整方法

顔の描き方

輪郭が外に広がりすぎた場合は、外側から内側に向かって塗り足しをして調整します。

輪郭が内側に入りすぎた場合の調整方法

顔の描き方

輪郭が内側に入りすぎた場合は、消しゴムで内側から外側に向かって消すことで調整します。
 

これでどこが顔の輪郭になるのか、見えてこなかった物が、ハッキリ見えてきます。そこに輪郭線を描いてあげて下さい。

耳や首の位置の決め方

顔の描き方

耳や首の位置も同様に位置を探ることができます。

 

人の目は、隠されている所に何かあるのでは?と想像できるようにできています。そこで、黒塗りの中のどこに耳や首があるのか?を少し想像してみて下さい。

顔の描き方

なんとなくぼんやりと見えてきませんか? そのぼんやりと見えている中心を少し消しゴムで消してあげてください。そして消す領域を広げていきます。

 

首がはっきり見えてきたら、そこが線を描き入れる位置です。

顔の描き方

完全不要になった黒塗りは全て消してあげましょう。

STEP5.髪の描き方

顔の描き方

髪は頭のてっぺん、外側から描き進めるとバランスがとりやすいです。たくさんの線を重ねる感じでアタリを描いてあげたら、中を塗ってあげます。塗ったら外側の形を消しゴムを使って整えてあげましょう! 

顔の描き方

「アタリを描く」→「塗る」これを繰り返します。塗ることで形が見えるので、良くない形だなと思ったら、描いたり消したりして、塗った面の形を整えてあげましょう。

まとめ

顔の描き方

線を描き慣れないうちは、「描く」→「塗る」→「整える」を繰り返すようにしてあげることで、線を描き入れるべき位置や形が見え、自信を持って線を描き入れることができるはずです。

 

絵を描く上級者の人は「線を描くべき位置が見えている」といいますが、それはその通りで、今日あなたがぐりぐりと塗ったその形が頭の中で見えています。頭の中で線を描くべき位置の元となる「形」が見えるようになるまでは、まず、紙の上でぐりぐりと塗り、形が見えるようにしてあげましょう!形が見えれば、線を描く位置はビシッと定まりますからね!

著・画 桜井天智

Twitter:https://twitter.com/sakurai_tenchi

YouTube:https://www.youtube.com/c/OekakiSakurai

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