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デジタル時代の今だからこそ使ってみよう!手近なアナログ画材10選まとめ

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デジタル時代の今だからこそ使ってみよう!手近なアナログ画材10選まとめ

近年、すべての制作をデジタル環境で行うイラストレーターも多くなりましたが、アナログ画材ならではの表現もまだまだ奥深いものがあります。

 

いざアナログイラストを描こうと思っても、「どういった画材を使えばいいのかわからない!」という方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな方々にとっつきやすい手近なアナログ画材をご紹介します。

 

 

色鉛筆

色鉛筆

 
色鉛筆は子供の頃慣れ親しんだ人も多いと思いますが、実は侮れません。使いようによっては綺麗なグラデーションや淡くやわらかい雰囲気など様々な表現ができます。水彩絵の具やアクリルガッシュ、コピックとの相性も良く、手軽で便利な画材です。

水彩色鉛筆

水に溶けるので水彩画の下描き、細かいところの上描きなどに便利です。油性に比べ色が薄く、ざらつきがあります。芯を細かく削って用紙に色を刷り込むパウダリングにも向いています。

油性色鉛筆

厚塗りに向いていて、こってり描けるのが魅力。色を重ねても美しく、発色の良いグラデーションができます。油性特有の粘つきがあり、水彩の下地に使うと弾き効果も。 溶剤を使えば溶かすこともできます。

水彩絵の具

絵の具

こちらも小学生の頃に授業で使ったことがあるのではないでしょうか。準備は少々面倒ですが水彩ならではの滲みを上手に使えば素敵な作品が生まれます。

透明水彩

水彩絵の具の中では、滲みの美しさは断トツで、水彩紙との相性抜群です。ただ、下地が透けるので塗り直しが難しいのが難点です。白を重ねて使いたければ不透明水彩か、白抜きの必要があります。薄い色から濃い色を重ねるのが基本です。

不透明水彩(水彩ガッシュ)

絵本、イラスト、アニメ背景などに使われるポピュラーな画材です。顔料が多く含まれ、発色がよくパキッとした印象です。薄く使えば透明水彩のようにも使えます。細かい描き込み、重ね塗りにも向いています。

ポスターカラー

不透明水彩の一種で高彩度の発色が特徴です。水分量を増やしても不透明なまま、広い面をムラなく塗れます。あまり薄めず乾かないうちに一面を塗りつくすのが綺麗に仕上げるコツです。混色し過ぎると濁るので2色くらいがおすすめです。透明感のある絵には不向きです。

アクリル絵の具

アクリル絵の具

紙、木、硝子、キャンバスなど色々な素材に描けます。不透明のものをガッシュと呼びます。モデリングペースト(盛り上げ用の下地材)を混ぜて油絵のように表面を盛り上げたり、マチエール(質感、絵肌)も作ることができます。速乾で乾くと耐水性になるので大型作品向きです。

 

アクリル絵の具は筆の痛みが激しいので、きちんとしたお手入れをすること、ナイロン等の筆をこまめに変えることをお勧めします。

 

オススメのアクリル絵の具3種類をご紹介します。

リキテックス

発色がよく多色(約100色)。印刷向きなのでプロにも愛好者が多いですが、少し値段が高めです。

ターナー

リキテックスよりさらに多色。普通色74色に加え、カラーパール色、パール色、メタリック、ラメカラーも充実。日本画の様なマチエール(岩絵の具の様な絵肌)が作れる日本の伝統色で、粒子の荒い和ガッシュも面白い絵具です。

ネオカラー

安価でマット、かなり不透明です。速乾なのでライブペインティングなどにむいています。

コピック

コピック

(キャプチャ引用元:COPIC/コピック) 

 

Too社が開発したアルコールマーカーです。コピーをしても線画を溶かさず塗ることができます。揮発性が高いのでとにかくスピードが大事です。薄い色から濃い色を重ねるのが基本となります。薄め液など他の画材を用意する必要がないので、気軽にチャレンジできます。

 

単色で色数が多いので好きな色を選んでそろえることができ、カラーレスブレンダー(コピック色番号0番。無色のアルコールインク)で修正、ぼかしが可能です。補充インク、空ボトルを使えばオリジナルの色も作れます。色鉛筆、パステルなどとも併用可能です。

 

とにかくコピックは速さ勝負です。アルコールの匂いがあり、裏移りしやすく紙との相性を知らなければはみ出し、ムラの原因になります。薄い紙は裏移り、滲みに注意しましょう。ケント紙や漫画用原稿用紙はペンの滑りも発色良く、相性バツグンです。水性、油性のペンで描いた上に使うと滲んでしまうので注意が必要です。

 

コピックのキャップに印刷されているカラーと実際の色に差があるものも多いので、お店で購入する場合、試し描きをおすすめします。ニブ(ペン先)は『スーパーブラシ』がお勧めです。

 

手近に揃えることができるアナログ画材、いかがでしたか?
どの画材にも特徴があり、メーカーごとにも違いがあります。この記事を機会にアナログイラストにも挑戦してみるのはいかがでしょうか。上手にデジタルに落とし込めると、表現の幅が広がりますよ。

 

[著:yashico]

美術大学を卒業後、主にデザインフェスタ、ライブペインティングなどアナログシーンで活動。2015年からCGも少しずつ発表してます。

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