髪の毛を描く為に覚えておきたい7つのポイント

髪の毛を描く為に覚えておきたい7つのポイント

人物を描く上でかわいさ、かっこよさ、キャラ立ちに一番影響するのが髪の毛です。毛先の形、動き一つでイメージが変わります。魅力的な髪の毛の描き方を紹介していきます。

 

▼目次

1.髪の毛からいきなり描き始めないようにしよう

2.つむじの位置を決めて描こう

3.イラスト表現に適したつむじの位置を知ろう

4.髪は頭部のアタリから盛ろう

5.髪は毛束で描こう

6.髪の毛先の描き方

7.様々な髪型で個性を表現しよう

 

 

1.髪の毛からいきなり描き始めないようにしよう

髪の描き方

不慣れ人は髪の毛から描き始めないようにしましょう。

 

必ず髪の毛を描く土台である頭部を描くことから始めます。いきなり髪の毛から描き始めてしまうと、てっぺんや側面がつぶれてしまったり、奥行きが不透明な頭部になってしまうことがあります。

2.つむじの位置を決めて描こう

髪の描き方

つむじの位置を決めます。基本的にはつむじは一つで、そこから放射状に髪の毛は生えています。

 

ここで注意したいのが、頭全体に毛穴はあるので、つむじからだけ生えているわけではないことです。カツラみたいにならない様に描いていきましょう。

3.イラスト表現に適したつむじの位置を知ろう

髪の描き方

イラスト表現で多用されるつむじの位置は3パターンです。

 

全体を一つの塊としてシルエットから考えていきましょう。つむじの軸に毛の流れは毛先まで伝わります。

4.髪は頭部のアタリから盛ろう  

髪の描き方

頭の大きさを土台に、髪の毛の厚みも大事なポイントです。

 

厚みが多すぎると頭自体が大きく不自然に少なすぎると薄毛っぽく見えてしまいます。土台として決めた頭部から少し盛ることを意識しましょう。

5.髪は毛束で描こう

髪の描き方

髪の毛は束で考えると描きやすいです。

 

髪の毛をいくつかブロックに分けて制作するのが良いでしょう。面積が広くて凹凸がない部分は塗りづらいので、その指標にもなって塗りやすくなります。

6.髪の毛先の描き方

髪の描き方

髪の毛先と一口に言っても様々な描き方があります。

 

例えば、毛束の厚みです。厚みを大きく取れば重ため、厚みを少なく取れば軽めの仕上がりになります。どちらにしても束感はくずさない様にすると見やすくなります。

髪の描き方

様々な毛の処理です。毛先の表現は難しく、パサパサ、バサバサになりやすい部分です。先ほど言った束感を重視して、面を作る様な感じで描いていくと良いでしょう。

7.様々な髪型で個性を表現しよう

髪の描き方

髪型によって色々な印象を与えられます。元気な子、おしとやかな子、頭良さそう、アイドルっぽい人など様々です。

まとめ

今回は髪を描くための基本的考え方をお届けしました。

 

髪の毛はそれ一つで、そのキャラのスタイル、性格、タイプが作れる重要度の高い部分です。基本を守りつつ色々アレンジして魅力的なキャラを作りましょう。

著・画 なぎかわみん

フリーのイラストレーター。主に広告系イラストとソーシャルゲームイラストを制作させていただいております。

Twitter:https://twitter.com/utauta721

ポートフォリオ https://e-conte.jp/econte/nagikawamin/