プロの現場で生まれた『イラストの描き方講座』

テーマ:「夏」イラストのアイデアのヒント

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テーマ:「夏」イラストのアイデアのヒント

1.夏らしさを感じるシチュエーションの選び方

「夏の日差し」を理解

夏は、一年で最も太陽が地平線から離れた高さにある季節です。
太陽を弱める大気の層が最も薄く、太陽光も真上から強く差し込むため、夏の影色は強くなります

強いコントラスト

夏らしい塗りはコントラストの強さを意識することが大事です。ハイライトはグローを強めにかけ、シャドウとリムライト(画面奥側を光源として手前側に照らす事で輪郭線を白く浮かび上がらせるような光の効果)も強めます。
自然と屋外のイラストが多くなると思いますが、空の青さについては水色というより群青色に近い、とても深くて澄んだ青を描くと良いと思います。空に浮かばせる雲も雲そのものに陰を強く描いてあげる事で、夏の雲の持つ特徴的な質感・量感を出すのが良いでしょう。

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時間帯も

昼が長い季節なので、夕方や夜の浅い時間であっても地平線側にしぶとく太陽が残っています。夕方や夜でも地平線にまだ残る赤い夕日を色濃く残し、深い青と赤の間の色味豊かなグラデーションを描くと、夏の夕暮れ・夏の夜らしい雰囲気になると思います。

 

2.夏らしいアイテムの効果的な取り入れ方

夏に良く見るもの、夏に人が好むもアイテムを取り入れてみましょう。現代のモチーフなら、アイスクリーム、冷えたジュース、スイカ、カキ氷などの体を冷やす飲食物、強い日差しから守るパラソルや日傘、水着やサマードレス等、夏にしか着ない服飾等です。パラソルや日傘を取り入れる時は、日差しの強さを意識してアイテムの説得力を増すのも重要です。

冷たい物を際立たせる

飲食物でオススメなのが、「これは冷たいものである」という意識をもって描くことです。気温との温度差により、飲み物の入った容器が結露し水滴が出てきます。凍ったアイスはひんやりとした冷気を放ち、溶け始めます。このように温度差によっておこる現象を入れてみましょう。

衣装の素材と質感

水着やサマードレスは布地の質感を意識して描きましょう。例えば水着は伸縮性に富んでいるので、張っているところとシワになっているところが分かりやすいですね。特にビキニは胸の中央部は張っており、サイドや背中はしわが寄りやすいというのも意識してリアルな描写を心掛けましょう。サマードレスは薄手なので透ける表現を積極的に入れてみましょう。薄手でエアリーな生地の奥に、体のシルエットが透けて見えるようなイメージです。

3.季節感のある衣装を考えるコツ

作品のモチーフや演出意図によって衣装の考え方は大きく変わります。例えばファンタジーな世界観やゲームでは、衣装はその人がどういった能力や戦闘要素を持っているかが一目でわかる見栄えにする必要があります。アニメでは、動かす事を前提としているため線が少なく、シルエットが特徴的で遠景から見てもわかるように配慮をしています。ハッカドールの場合はテーマカラーがあるため、を踏襲してくださいハッカドール2号は赤やピンクです。

 

その上で、キャラクターの性格や年齢を踏まえて、場所や時間帯、芝居などのシチュエーションや演出意図に合わせて衣装を考えるわけですが、衣装はあまりゼロから発明するものではなく、普段からファッション系の冊子や資料を集めて、そこから適宜要素を抽出して衣装を作るのが良いと思います。

 

例えば、水着を例にとると、ハッカドール1号と2号は2人とも妙齢の女性ではありますが、ハッカドール1号は活発な性格に合わせて、動きやすくあまりセクシーさが立たないオーソドックスなワンピースタイプの水着を選ぶと良いと思います。ハッカドール2号は逆にセクシーさが立つようにビキニを選ぶでしょう。もしかすると、逆に年齢を意識してパレオ等を腰に巻いたり、カーディガンを着たりしてセクシーさを抑えるような格好かもしれません。

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