「モーリーオンライン×クリエイタープライズ化コンテスト」イオンファンタジーに熱意を聞いてみた!

「モーリーオンライン×クリエイタープライズ化コンテスト」イオンファンタジーに熱意を聞いてみた!

日本を代表する大手流通イオングループの一社であり、ファミリー向けアミューズメント施設「モーリーファンタジー」やインドアプレイグラウンドを運営しているのが株式会社イオンファンタジーです。

 

リアル店舗に加え、最近ではスマホで遊べるクレーンゲーム「MOLLY.ONLINE」(モーリーオンライン)など幅広い事業を展開しているイオンファンタジーですが、このたびMUGENUPと共に、新たなキャラクターを生み出す「モーリーオンライン×クリエイター プライズ化コンテスト」を開催することとなりました!

 

新しいキャラクターの創出に向けたイオンファンタジーの想いやビジョンについて、お話を伺います。

モーリーオンライン

イオンファンタジー 担当者のご紹介

西尾春花。株式会社イオンファンタジー 商品本部 新規プロジェクト チーフ

 

千葉県出身。2017年4月、イオンファンタジーへ新卒社員として入社。上越地方のエリアマネジャーなどを経験し、2021年7月から現職。特技は小学生のときテツandトモに憧れて始めたギター。

お子さまとファミリーに笑顔を届けるのが使命。リアルでもネットでも遊びを追求するイオンファンタジー。

モーリーオンライン

―― まずは自己紹介をお願いします。

 

今回のコンテスト企画を担当している西尾です。ふだんは株式会社イオンファンタジーの商品本部で、新規事業のプロジェクト立ち上げに関わっています。

 

株式会社イオンファンタジーは、日本・中国・アセアン諸国の8カ国で約840店舗のファミリー向けアミューズメント施設やインドアプレイグラウンドを運営しており、日本国内ではファミリー向けのアミューズメント施設「モーリーファンタジー」を代表に約430店舗を運営しています。

 

イオンファンタジーでは「モーリーファンタジー」の他にも様々な事業を展開していますが、最近では新たな取り組みとして「MOLLY.ONLINE」(以下、モーリーオンライン、公式サイト https://www.molly.online/)というオンラインクレーンゲームのサイト・アプリも運営しており、リアルでもインターネットでも、お子さまとご家族のえがおのために、遊びを追求しています。

 

―― リアルのアミューズメント施設に加えてオンラインクレーンゲームまで! オンラインクレーンゲームはコロナの影響もあってかなり注目されていますよね。

 

はい。モーリーオンラインは2018年から運営しており、様々なクレーンゲームをネットで遊ぶことができます。いつでもどこでもスマホで遊べる手軽さに加えて、リアル店舗には並ばないモーリーオンラインだけの限定プライズもあって、予想よりずっと多くの皆さまに楽しんでいただいています。オンラインでの遊びの需要の高まりを受け、ことし2021年秋からはハズレなしのオンラインくじ「モーリーオンラインスクラッチ」(公式サイト https://www.scratch.molly.online/)もスタートしました。

 

―― サイトを拝見しましたが、アニメやマンガの人気キャラクターから、可愛らしいゆるキャラ、さらにはYouTuberコラボまで様々なプライズがいっぱいですね!

 

ありがとうございます!イオンファンタジーでは、リアル店舗の多さを活かして限定プライズを展開できるのが強みです。しかもモーリーオンラインでは、オンライン限定で、より個性的なオリジナルプライズをお届けしています。

 

リアル店舗でオリジナルプライズを展開するとなると、ある程度以上まとまった数量を作る必要が出てきてしまうため、有名で人気のキャラクターが多くなってしまいます。

 

一方でモーリーオンラインはネット限定ですから、少ない数量でプライズを作ることができます。そのおかげで、知名度はそうでもなくても熱心なファンがいるキャラクターだったり、特徴的で斬新な企画にチャレンジすることができるんです。それがモーリーオンラインの特徴であり、数多くの皆さまに遊んでいただけているポイントのひとつだと考えています。

プライズだからこそのキャラクター原案コンテスト。画力は問わず、個性的なキャラクターのアイデアに期待。

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―― なるほど、オンラインだからこそ尖ったアイデアにチャレンジできるというわけですね。今回のオリジナルキャラクターコンテストも、かなり思い切った企画だと思います。企画が生まれたのは、どういうきっかけでしょうか。

 

人気アニメやマンガのキャラクターはもちろん、実在の人物をデフォルメしたキャラクターや奇抜なキャラクターまで、世の中には数えきれないほどのキャラクターがあふれかえっています。最近ではSNSでバズって話題になり、そこから展開が広がったキャラクターも増えてきました。

 

そんなキャラクターたちを見ているときに、ふと、「自分たちで新しいキャラクターを生み出して、クレーンゲームに並べてみたらどうなるんだろう」と思ったんです。そしたら想いが止まらなくなってしまって(笑)企画をまとめて上長に提案したところ会社からも評価していただき、コンテスト企画が実現しました。

 

―― 西尾さんの情熱からこの企画が生まれたんですね!とはいえ、正直、モーリーオンラインでどのように展開されるのか、なかなか実感がわかない方も多いと思います。コンテストはどのような流れになるんでしょうか。

 

今回の企画は、クリエイターの皆さまからキャラクター原案をご応募いただくコンテストです。様々なご応募から「これだ!」というアイデアがあれば、それをもとにプライズを作り、実際にモーリーオンラインの景品として展開する予定です。少数でもオリジナルグッズを作ることができる、モーリーオンラインのメリットがここで活きてくるわけです。

 

モーリーオンラインで評判が良かったら、さらに可能性が広がります。全国に390店舗以上の規模をもつモーリーファンタジーなどリアル店舗で展開するかもしれませんし、当社一社の枠を飛び出しグッズとして広く販売する展開もあるかもしれません。

 

―― すごい!めちゃくちゃ夢が広がるお話です!

 

まだまだ夢物語ですが、リアル店舗に遊びに来てくれたお子さまのクレヨンのお絵描きをプライズにできたら素敵だと思っています。

 

―― その夢はとても素敵すぎます!コンテストでは、具体的にどのような応募を期待していますか?

 

「イオンファンタジーとしてキャラクターを創り出したい!」という企画ですので、期待しているのは何よりもキャラクターのアイデアであり、原案です。デザイン性や画力よりも、どれだけ個性的で人目を惹くアイデアなのか……そこを大事にしたいと思います。可愛いアイデアはもちろん、ちょっと毒があったり、思わず笑いだしたり、驚いて声が出てしまったり、私たちがびっくりするようなアイデアを期待しています。

 

―― なるほど、あくまでもキャラクターの原案を募集するコンテストであると。

 

はい、そこがとても重要です。

 

そして「プライズ化を前提にしたキャラクター原案のコンテスト」というところも大事で、コンテストでは三面図をお願いしています。前だけ横だけのデザインでは、立体にできませんからね(笑)

 

そして皆さまには、自分のキャラクターがクレーンゲーム機の中に並んでいる様子を想像してほしいんです。多くの場合、クレーンゲーム機の中には複数のアイテムが並んでいますよね。

 

キャラクターによっては、「たくさんいるからこそ可愛い!」というデザインもあると思うんです。一輪で美しい花もあれば、お花畑のようにいっぱい咲き誇ってこそ綺麗!というお花もあります。一匹で可愛い動物もいますし、たくさん集まっているのが可愛い動物もいます。キャラクター単独の魅力も重要ですが、そういう「クレーンゲーム機の中に並んでいる様子」もぜひ思い描いていただけると嬉しいですね。

 

―― プライズ化が前提というのは重要なポイントになりそうですね。

コンテストは、プライズを手にしたお客さまの笑顔のため。クリエイターの皆さまと一緒にキャラクターを育てていきたい。

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―― 今回の企画におけるイオンファンタジーの意図についてお伺いしてきました。しかし、あえてコンテストにした理由はなんでしょうか。

 

それは、世の中には無数のアイデアがあると信じているからです。個性的で斬新なアイデアをお持ちのクリエイターとぜひお話がしたい、接点をもちたいと考え、いろいろ調べているうちにMUGENUPさんと出会いました。MUGENUPさんには4万人をこえるクリエイターが登録されていらっしゃいますし、「いちあっぷ」も数多くの皆様に読んでいただいています。MUGENUPさんといっしょにクリエイターの皆様とご一緒できる方法をご相談して、コンテスト企画にまとまりました。

 

―― なるほど、コンテストであればプロアマ問わず、より多くの方々にチャンスがありますもんね。

 

そうなんです。そこがコンテストの一番大事なところだと思っています。

 

―― そして今回のコンテストで一番びっくりしたのが、賞金ではなくロイヤリティというところでした。

 

賞金ではなくロイヤリティというのは、今回の企画におけるイオンファンタジーの「姿勢」と思っていただけると幸いです。賞金だと、お渡しすればそれで終わってしまいます。

 

そのあと、キャラクターがヒットしようとそうでなかろうと、クリエイターさんとのお付き合いも完結してしまいます。でもロイヤリティはそうではありません。キャラクターがヒットして売り上げが上がれば、クリエイターさんの収益も上がっていきますし、お付き合いも続いていきます。私たちはクリエイターさんとフェアに対等な立場でご一緒したい。だからこそのロイヤリティです。

 

―― キャラクターがヒットすると、新しいデザインも必要になります。

 

キャラクターを展開するとなると、原案だけにはとどまりません。新しいポーズや表情、グッズにあわせたデザインが必要になってきます。場合によっては、キャラクターの家族や仲間が生まれるかもしれません。それを見据えてのロイヤリティなんです。

 

コンテストから生まれたキャラクターを、クリエイターさんといっしょに育てていきたい。決して単発のコンテストで終わらせたくない。ロイヤリティが私たちの「姿勢」というのは、そういう想いがあるからです。

 

―― イオンファンタジーの、そして西尾さんの熱意が伝わってきます。それでは最後に、クリエイターの皆様にメッセージをお願いします。

 

イオンファンタジーは遊びを追求するのが使命です。遊びを通じて、世界中のお子さまとファミリーの皆さまにえがおを届けていきたいと願っています。お子さまやそのご家族がキャラクターを手にしてえがおになる……それはかけがえのないほど素敵な光景です。

 

皆さまがデザインしたキャラクターが、モーリーオンラインのプライズとして並ぶ光景と、ファミリーの笑顔を思い描いて、ぜひたくさんのアイデアを応募いただけると幸いです。よろしくお願いします。


―― 今日はありがとうございました。

 

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